電波プロダクトニュース
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モバイルプロセッサー 米半導体大手メーカーのAMDは、薄型軽量ノートPCの高コンピューティング性能および高モビリティーを実現するモバイル・プロセッサーの新製品「低電力版モバイルAMD Athlon64プロセッサー」2モデルをこのほど発表した。 2800プラスと2700プラスの両モデルは、現行の32ビット・アプリケーションによる優れたコンピューティング性能を維持しながら、64ビット・アプリケーションへのシームレスな移行をサポートする。近日、マイクロソフトから出荷予定の「ウインドウズXP ServicePack2」が発揮するセキュリティ機能「拡張ウイルス保護機能」も提供する。 バッテリー駆動時間を延長する「PowerNow!」テクノロジーを採用しており、ユーザーの外出時の利用環境も想定した設計になっている。 同社のマーティ・セイヤー副社長兼マイクロプロセッサ事業部門担当ゼネラルマネジャーは「当社はこのほどの新製品で、業界で初めてノートPCおよびデスクトップPC向けに、32ビットの高性能コンピューティングとターボチャージャー級の64ビット・コンピューティングを融合させることに成功した。新製品の搭載により、薄型軽量のノートPCでも最先端性能を実現できるようになる」とコメントしている。 新モデルの発表に併せ、台湾の大手PCメーカー、エイサーが同社の一般消費者および企業ユーザー向けノートPCの新製品「Ferrari(フェラーリ)」シリーズに、低電力版モバイルAMD Athlon64プロセッサーを採用する意向を明らかにしている。中国の夏新電子も同プロセッサーを「新型Vaシリーズ」に採用、下半期に市場投入する計画。 両モデルともすでに全世界向けに出荷開始済み。1000個ロット時の単価は2800プラスが2万6,510円、2700プラスが2万2,990円。 |
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