電波プロダクトニュース
040510_02
携帯電話用コンポーネント事業売り上げ3割アップめざす。 アルプス電気は、メモリーカード用コネクターやスイッチなどの携帯電話用コンポーネント事業で、2005年3月期は前年比2―3割増の大幅な売上げ拡大を目指す。高性能カメラ付きやGPS内蔵携帯などのハイエンド携帯電話端末に照準を当て、積極的な新製品開発と拡販を推進する。 同社は、携帯電話用コンポーネントとして、各種小型カード用コネクター、コンタクトシート、小型検出スイッチ、小型タクトスイッチなど、新揃えを充実しており、新規事業として、携帯電話用カメラモジュールの量産も開始している。 カード用コネクターは、SDカード用/miniSDカード用、メモリースティックDuo用などを中心に事業を拡大しており、新たにRS―MMC接続用コネクターの新製品として、業界最小クラスの実装面積ながら業界最長クラスの排出距離を実現した「SCDCシリーズ」を開発している。 小型タクトスイッチは、デジタルカメラのシャッター用ダブルアクションスイッチなどで高い実績を持ち、今後はこれらの製品のハイエンドカメラ付き携帯電話への展開を強化する。 携帯電話用コンタクトシートは、現在ワールドワイドで2割弱のシェアを持つている。(1)メタルコンタクトタイプと(2)ポリドームタイプがあり、メタルコンタクトは3点ボッチ構造で防塵性に優れている。 小型検出スイッチは、フタ開閉検出用に薄型タイプの拡販を強化する。GPS搭載携帯電話向けでは、電子コンパスの磁界に影響を与えるリードスイッチやホールICからの置き換え需要の開拓も進める。 このほか、4方向プラスセンタープッシュスイッチなどの多操作デバイスの販売にも力を注ぐ。 |
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