電波プロダクトニュース
040423_08
直接式バッテリーレスTPMS、電波法適合試験・欧米規格クリア。 アルプス電気は22日、かねて開発を進めていた直接式バッテリーレスTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)が欧州、米国の電波法適合試験の規格をクリアし、開発を完了したと発表した。今年8月からのサンプル出荷開始を予定する。 TPMSは、自動車の安全走行のためタイヤの空気圧を監視するシステム。 同社はドイツIQ―Mobil社とIQ―Mobil社が保有するTPMSのバッテリーレス化における基本・応用技術や特許などを、同社が開発と生産・販売でグローバルに使用する独占ライセンス契約を昨年5月に締結し、直接式バッテリーレスTPMSの開発を進めてきた。 今回、米国および欧州の認定テスト機関において電波法適合試験のETS(欧州通信規格)およびFCC(米連邦通信委員会)の規格をクリアし、開発を完了したもの。 同社が開発したバッテリーレスTPMSは、従来の中央レシーバー部分を中央トランシーバーとし、測定結果の送受信ができるようにするとともに、空気圧・温度センサー側の結果を送信するトランスミッターをトランスポンダーとすることにより、トランシーバーから送信されてきた尊号のエネルギーそのものにより返信ができる。これにより、バッテリーの搭載による寿命、温度耐性、環境、重量などに関する問題を解決した。 シンプルな回路構成により、トランスポンダーで6グラム/個と軽量化(バルブ部除く)。 また、トランスポンダーはマイナス40度―プラス150度Cまでの広い温度スペックを達成。2.4Gヘルツ帯のISMバンドを採用。 |
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