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フェザータッチ入力を実現、新しい入力機器「FTセンサー」を開発。 
アルプス電気は20日、指で滑るように触れることによって操作する「フェザータッチインプット」を実現した新しい入力機器「ＦＴセンサ」（フェザータッチセンサー）を開発、5月上旬からサンプル出荷開始すると発表した。 カスタム製品のため、サンプル価格は個別対応。生産計画は、2006年には月産100万個を予定する。 昨今、製品の軽薄短小化や多機能化が進み、限られたスペースの中で複数操作を可能とする複合操作機器のニーズが高まっている。また、セットの携帯化が進み、低消費電力要求が強まっている。新製品はこうしたニーズに対応する新感覚の操作機器。 同社独自のフィルム基板印刷技術により感圧センサーをフィルム上に形成し、これを、同社独自の組立て技術、加工技術により、指に馴染む特殊シリコンの操作部と組み合わせ、オン・オフのストローク距離0.15ミリメートル（ｔｙｐ）、作動力で250ｍＮ（ｔｙｐ）を実現した。これにより、指で軽く触れたり、軽く滑らせる動作（フェザータッチ）で指の位置をセンシングでき、ノートＰＣのタッチパッドのような人間の直感的なアナログ操作が可能となる。セット側では、複数の操作体系を組み込んだ簡単なソフトウエアと同製品を組み合わせることで、機能ごとの入力操作用部品を同製品にまとめることができる。 接点のオン・オフの構造で、待機時には電力を消費しないため、携帯情報機器などに最適。特殊シリコンの操作部を含めデバイス総厚約1.7ミリメートルを実現している。 |
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