電波プロダクトニュース
040420_01
DDR2モジュール&SODIMM 独インフィニオンテクノロジーズと韓国のハイニックス半導体が相次ぎ、大容量DDR型DIMM(デュアルインライン・メモリーモジュール)を開発、堅調な伸びが見込めるハイエンドサーバーやノートPC市場への売り込みを図ろうとしている。特に世界のハイエンドサーバー需要は2003年80万だったが、年率9%のペースで伸び、06年には約100万台の市場(米アイサプライ社予測)とみられている。 サンプル出荷開始 インフィニオンテクノロジーズは2GB容量のDDR2型メモリーモジュール「HYS72T25622OGR」のサンプル出荷を開始した。量産は、今年後半の予定である。 同モジュールはDIMMと呼ばれるデュアルインライン形状。コンパクトなFBGA(微細ピッチ・ボールグリッド・アレイ)パッケージにシングル・ダイ512MビットDDR2メモリーチップを収納している。 同モジュールは厚さ4.1ミリの平坦な形状を持ち、実装されるシステム構成に応じて発熱量が最大10%も低減される。今回のレジスター付きDDR2型DIMMは、サーバーやストレージインフレにおける高性能データ処理やストレージ用をターゲットにしている。 4GBまで品揃え 同製品には動作速度400Mbpsと533Mbpsの2種類。また同製品の投入により、同社のレジスター付きDDR2型DIMMは256MB、512MB、1GB、また2GB、4GB容量のラインアップが揃ったことになる。4GBを除けば、いずれもプレーナー構造になっている。 第2四半期に量産 韓国のハイニックスも先月末、0.11ミクロンのプロセス技術を使って1GB容量のSO(スモールアウト)DIMMの出荷を開始した。 同SODIMMは、400Mヘルツと533Mヘルツの2種類があり、特にノートPCにおけるDDR2型DIMM需要を見込んでいる。 インテルのDDR2チップセットの市場投入に合わせて、今第2四半期の量産を予定している。 世界のIT投資が回復の兆しをみせていることから、半導体メーカーの新製品投入にも拍車がかかってきた。 |
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