電波プロダクトニュース
040409_03
電子機械構造1チップ化技術 伊仏合弁の半導体メーカー大手STマイクロエレクトロニクスは、電子と機械構造のワンチップ化を実現するMEMS(微小電子機械システム)技術に注力している。業界初の3軸加速度計「LIS3L02」も、同技術を採用したソリューションのひとつ。 「LIS3L02」は動きと加速度、傾きを検知する世界初の3軸加速度計。キーボードをはじめとする入力端末を装備せず、手の動きにより操作するハンドヘルド端末用キーコンポネントとして採用されている。その他、自動車システムや産業機器、ロボット、玩具といった分野での採用実績もある。 MEMS技術はLIS3L02内のマイクロマシン・シリコンチップに採用されている。同チップは、電気容量の変化をアナログ出力とSPIおよびI2Cシリアル出力として示す。MEMS技術搭載の3軸加速度計を採用すれば、単1軸加速度計を搭載したインターフェイスと比べ、シンプルで正確かつ低価格のインターフェイスを開発できる。 STマイクロが昨年2月に発表した「LIS3L02」は、エレクトロニクス産業の設計者向け専門誌「EDN」が選ぶ03年部品カテゴリーの最優秀製品にも選定されている。 |
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