電波プロダクトニュース
040403_01
300MHz動作DSP 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、プロオーディオ機器、民生用ハイエンド・オーディオ機器、産業および医療機器などの高い処理性能を必要とする機器向けに、300Mヘルツ動作のDSP「TMS320C6713」を発表した。 現在、サンプル出荷中で推奨規格は34.29ドル(1万個受注時単価)。量産出荷は今年第2四半期の予定。 新製品は、既存の225Mヘルツ動作のDSPと比較して性能を33%向上させており、1800MFLOPSの性能を持つ。 また、代表的なオーディオ・システムに搭載されている各種BUS標準規格との間で接続が容易なオーディオI/Oを備えている。 この便利なI/Oは2つの2ICマルチ・マスタおよびスレーブ・インターフェイス、それぞれ独立した送信、受信クロックを提供する2つのMcASP(マルチチャンネル・オーディオ・シリアル・ポート)、8つのシリアル・データ・ピン、拡張されたエラーチェックおよびリカバリ機能、2ISおよびその他のビットストリーム形式のサポートにより構成されている。 さらにこのDSPは、16個の送信ピン、拡張チャンネル・ステータス/ユーザー・データを持つDIT(デジタル・オーディオ・インターフェイス・トランスミッター)も集積しており、S/PDIF、IEC60958―1、AES―3、CP―430もサポートする。 パッケージは、156ピン、27平方ミリメートルのBGAで供給される。 |
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