電波プロダクトニュース
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マイコン 米アナログデバイセズ社の日本法人アナログデバイセズ(杉口昌三社長)は29日、ARM7コアを集積した1チップの高精度マイコン「ADuC702x」ファミリーを製品化、10月から量産出荷する、と発表した。FA・産業機器、光ネットワーキングおよび自動車の監視・制御分野などでの用途拡大を目指し、高性能化とともに、小型パッケージ、低価格化を図ったもの。 全14品種の出荷が出揃う05年春には、月産5万―10万個を計画する。 同社は、1988年に標準マイコン(MCU)に12ビットのアナログI/Oとフラッシュメモリーを初めて集積した製品を開発、その後、デュアル24ビットΣ―Δコンバーター・フロントエンドやメモリーの大容量化、コアの高速化を図った製品を市場に投入してきた。 最近、市場で処理能力をはじめ、多チャンネル制御、高速化、さらには、CANやイーサネットなどの複雑な通信プロトコル向けに最適化できる高機能への要求が強くなってきている。 今回、開発された新ファミリーは、英ARM社の32ビットRISC(縮小命令セット・コンピューター)プロッセッサーと同社の高精度データコンバージョン技術を1チップ化した。これにより最高16チャンネルの高速12ビットのAD/DA、最高四個の12ビットD/Aコンバージョンをサポート、市場のニーズに応える。 価格は、40ピンCSPパッケージ品で4.55ドルから80ピンLQFPD品で12.80ドル(1000個受注時)。 |
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