電波プロダクトニュース
040326_09
アクティブコンバーター 三洋電機セミコンダクターカンパニーは力率改善(PFC)を容易に実現できるハイブリッドICとして、アクティブコンバーターSTK760―220を開発、4月下旬からサンプル出荷を開始する。 STK760―220は独自の絶縁金属基板技術(IMST)と最適化したトランスファーモールド技術を融合。熱放散性が向上したことなどにより、同社従来パッケージ比を面積で半分、容積で約4分の1と大幅に小型化。パッケージをSIP形状としたことを加え、セット実装の自由度を大幅に向上した。 ノイズの影響を受けやすいPFC制御IC周辺のフィルター回路の内蔵と、回路配線インダクタンスを最小に抑えた設計とし、外付けリアクターtpの組み合わせで安定度の高いアクティブコンバーターが構成でき、設定負荷で98%以上の力率を得ることができる。回路構成はパワー素子(IGBT、FRD)とPFC制御IC、制御IC用レギュレーターを一体化したチョッパー方式のアクティブコンバーター。インバーター搭載の家電製品や汎用インバーター、スイッチング電源などの高調波対策に最適。 新製品は定格入力電流20A品だが、今後ピンコンパチブルでの15Aタイプ、温度保護回路内蔵タイプなどラインアップを強化していく。 サンプル価格は4,000円。04年第3四半期で月産3万個を計画している。 |
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