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8ビットマイコン 
富士通は富士通デバイス、フジツウ・マイクロエレクトロニクス・パシフィック・アジア・リミテッド（本社＝シンガポール）と共同で、8ビットマイコン ２ＦＭＣ―８ＦＸファミリー「ＭＢ９５Ｆ１０８」（サンプル価格＝750円）と「同１０８Ｈ」（同）を開発、25日に発売した。 このファミリーは、回路線幅0.35μｍでの低リーク電流技術を新たに開発し、従来品比約5分の1の消費電流に当たる1μＡ（時計モード時）を実現している。 また、最大動作周波数を従来の3Ｍヘルツから10Ｍヘルツに高速化し、アドレスとデータの並列処理を可能にする内部バスのパイプライン化や処理命令を実行する前に蓄積しておくことで処理効率を高めるプリフェッチバッファの搭載により、処理性能を従来品に比べて約5倍に向上させている。 ＭＢＦ９５Ｆ１０８（動作電圧1.8Ｖ―3.6Ｖ）とＭＢ９５Ｆ１０８Ｈ（同2.2Ｖ―5.5Ｖ）は、独自のデュアルオペレーションフラッシュメモリーを搭載している。これにより、外付けのメモリー部品を削減でき、実装面積の縮小が可能になる。 開発環境として評価用チップ「ＭＢ９５ＦＶ１００―１０１」（サンプル価格＝3万5,000円）、「同１００―１０２」（同）および重さ55グラムとコンパクトな評価用ハードウエアツール「ＭＢ２１４６―０９」（同3万円）を提供する。 このマイコンは、デジタルカメラやビデオカメラなどのＡＶ機器の操作部の制御および給湯器や炊飯器などの家電製品の制御など幅広い用途で使用できる。 |
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