電波プロダクトニュース
040324_09
ダイナミックリコンフィギュアラブルプロセッサー アイピーフレックスはこのほど、第2世代となるダイナミック・リコンフィギュアラブルプロセッサー「DAP/DNA2」を製品化、5月中旬からサンプル出荷を開始すると発表した。 MFP(マルチファンクションプリンター)、医療機器や、超音波などの産業用高速画像処理、基地局、ネットワークインフラなどに向け、04年で30億円の受注を目指す。 ダイナミック・リコンフィギュアラブルプロセッサーは動作中にチップ内の回路構成を瞬時(1クロック)に変更することができ、複数の処理が1チップで処理可能なもの。製品化は富士通と共同で行った。 「DAP/DNA」は、システム制御を行う32ビットRISCプロセッサーコア「DAP」と並列データ処理の32ビットALUアレイ「DNA」からなるデュアルプロセッサー構成で、第2世代はDNAマトリックス内部に368個の演算ユニットを搭載、10倍の性能向上を実現した。 166Mヘルツのクロックで動作、オンチップ・データーメモリーは576KB。6チャンネルのDNAダイレクトI/Oを搭載し、最大32Gbpsの広帯域転送が可能。 DAP/DNA2に対応した総合開発環境DAP/DNA―FWもあわせて出荷を開始する。 TheMathWorksのMATLAB/Simulinkに対応する。同社では今後ローコスト、ローパワー製品の提供も行い、OA機器やモバイル機器へも市場を広げていく計画。 |
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