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LTクリスタル 
富士通メディアデバイスはこのほど、小型振動子「Ｃ７ＣＨシリーズ」を開発、4月末からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は100円。6月末から月300万個で量産の予定。 Ｃ７ＣＨシリーズは、水晶と比べて電気機械結合係数の大きいＬＴクリスタル（タンタル酸リチウム単結晶）を使用した振動子で、クリスタル商品としては業界最小の1.9×1.5×0.7ミリメートルのパッケージサイズを実現している。周波数範囲は、20Ｍヘルツから25Ｍヘルツを用意している。 また、マイコンクロック専用としてコンデンサーを内蔵。パッケージは、表面実装に適した小型・薄型で機械的にも優れたセラミックパッケージによる気密封止構造を採用、車載用などで求められる高信頼性を実現している。 同社は現在、Ｃ７ＣＦシリーズ（6Ｍヘルツから11.9Ｍヘルツ）とＣ７ＣＧシリーズ（12Ｍヘルツから20Ｍヘルツ）を販売しており、今回のＣ７ＣＨシリーズと合わせると6Ｍヘルツから25Ｍヘルツまでの周波数範囲をカバーすることになる。いずれも完全鉛フリーでリフロー対応品となっている。 |
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