電波プロダクトニュース
040319_06
液晶ドライバー シークスは世界初の携帯電話端末用26万色表示QVGA対応アモルファスシリコンTFT液晶用ドライバーの販売を開始した。 まず2月から韓国・三星電子向けに納入を開始。日本をはじめ、欧米、アジア市場に拡販していく。 現在、商品化されているQVGA対応TFT液晶ドライバーは低温ポリシリコン液晶(LTPS)用で、LTPSに比べ生産歩留まり、スループット、大型化で優れたアモルファスシリコンTFT液晶用のドライバーが望まれていた。しかしアモルファスシリコンTFT液晶用ドライバーはLTPS用ドライバーに比べ画像データー出力数が多く商品化されていなかった。 今回のQVGA表示アモルファスシリコンTFT液晶用ドライバーは、シークスの子会社でファブレスの半導体設計開発会社イスロン(大阪市淀川区、今村善雄社長)が開発、商品化。シークスが部材調達と販売を担当している。 ソースドライバー「IS2102」とゲートドライバー「IS2202」の2チップ構成。 240×320ドットのQVGAアモルファスシリコンTFT液晶で26万色を表示できる。表示画面サイズ1.8型以上。パーシャル表示機能、ウィンドウアクセス機能、8色表示モード/スタンバイモードの低消費電力機能を持つ。金バンプ付きチップで供給。 ソースドライバー「IS2102」(1.38MビットSRAM、コントローラー内蔵)は最先端の0.18μメートルプロセスを採用し、チップサイズ2.02×16.58ミリと小型化を実現。出力数720出力。 ゲートドライバー「IS2202」(DC/DCコンバーター内蔵)は0.50μメートルプロセスでチップサイズ2.25×9.73ミリにした。出力数320出力。 インターフェイスはi80系/M68系が8/9/16/18ビットバス、RGB/VSYNCが6/16/18ビットバス。ロジック電源電圧、アナログ電源電圧2.5―3.3V、インターフェイスI/O電圧1.7―3.3V、液晶駆動電圧3.5―5.25V。 |
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