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ミドルウェア 
ルネサス テクノロジはこのほど、携帯電話などの携帯情報端末への組込みシステムで、アプリケーションソフトウエアの追加や削除ができるミドルウエアソフト「ダイナミック・ローディング・マネージャ（ＤＬＭ）」ＨＩ７０００／４―ＤＬＭを製品化、20日から出荷を開始する。価格は評価版（ソース付き）で85万円、量産版（同）で120万円。 ＩＴＲＯＮ仕様ＯＳでは、ダイミック・ローディング機能はサポートされておらず、ＩＴＲＯＮ仕様ＯＳの資産がある場合には他のＯＳへの移行が難しかった。 新製品は、同社の32トビ ッＲＩＳＣマイコンＳｕｐｅｒＨファミリーのμＩＴＲＯＮ仕様ＯＳ（基本ソフト）に対応しており、ＩＴＲＯＮ仕様ＯＳで初めて携帯電話などのターゲットシステム上におけるダイナミック・ダウンロードを可能にした。 この製品をシステムに搭載しておくことにより、市場に出荷されている状態でソフトウエアをダウンロードして追加や修正を迅速に行うことができる。 また、新たなライブラリの追加や、すでにシステムに組み込まれているライブラリの削除や参照ができ、新たにダウンロードするプログラムから利用することも可能である。 これによりアプリケーションソフトウエアのプログラム規模を小さくし、コンパクトなプログラムサイズが実現できる。ライブラリアドレスは組込みシステム側で動的に解決されるためアプリケーションソフトウエアの作成時に意識する必要はない。 |
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