電波プロダクトニュース
040227_11
反射率、1%まで下げる、透過率72%の超低反射タッチパネルを開発。 SMKは26日、上下電極がガラスで構成された「超低反射タッチパネル」を開発し、受注活動を開始したと発表した。生産能力は、6.5インチ換算で月間2万台。 カーナビやDVCなどのアウトドアやそれに近い環境で使用する用途で、直射日光の写り込みをできるだけ抑え、画面が見やすい低反射のタッチパネルの需要が増えている。 従来の低反射品は、上部電極の上に偏光板および位相差板を張り合わせる構造で、タッチパネル内部の反射を吸収することで、低反射を実現していたが、表面、裏面の反射は防げず反射率を6.5%まで下げるのが限界だった。 しかし、6.5%の反射率では、カーナビの取付け位置、西日の差し込み、また、オープンカーの用途等で直射日光がLCDに差し込んだ時の写り込みによる視認性の劣化が避けられなかった。 今回の新製品は、AR(アンチ・リフレクション)処理を表面、裏面に追加することにより、反射率を1%まで下げ、直射日光の写り込みによる視認性の劣化を極力抑えている。 カーナビに要求される厳しい温度環境に対応可能。 用途は、カーナビ、DVC、デジタルカメラなど。 主な仕様は、透過率72%、反射率1%、直線性プラスマイナス3.0%、ヘイズ値7%、表面高度2H。 |
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