電波プロダクトニュース
040214_02
シリコン光素子 米インテルは13日、同社の科学者がシリコン製造手法を用いてデータを光線に変換可能にする画期的な光素子を開発したと発表した。 この光素子は、光線がシリコンを通過する際、単一の光線を2つの光線に分割し、一方の光線をトランジスターのような形状の素子を用いて電荷をかけることにより、位相シフトを起こさせる。 再び2つの光線を合成すると 2つの光線の位相のずれにより、素子から放出される光は1Gヘルツ(毎秒1億ビット)以上の速度でオン/オフを行う。 この速度は、これまでシリコンで実現している事例と比較して50倍も高速になっている。この光のオン/オフパターンはデータ伝送に必要な1と0に置き換えられる。 現在、光素子の量産には複雑な製造法を要する高価で希少な素材が用いられている。また、光素子の利用はWAN(広域ネットワーク)や遠距離通信などを対象とした特定の市場に限られている。 今回、同社が標準的なシリコンを用いて高速な光素子を開発したことで、これを用いた高速な光変調器(光ファイバーモジュレーター)が実現すれば、PCやサーバー内のチップ間の接続やPCやサーバー、その他の電子機器間での接続で、広帯域の光ファイバー接続を非常に安価に実現できるようになる。 |
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