電波プロダクトニュース
040213_04
ライトエミッティングスティック 日新電機(京都市右京区、位高光司社長)は、素子に振動を加えるだけで簡単に光る棒状の部品「ライトエミッティングスティック」を4月からサンプル発売する。 同製品はLEDと圧電素子を一体小型モールド化したもので、この素子自身が衝撃で振動することにより、LEDが点灯する新しいコンセプトの部品。一体化することで部品としての汎用性が増し、標準化の推進と将来的なコストダウンが可能となる。 全体をモールド材で含浸することで、セラミックスの脆弱性を補うとともに、外部環境に対する性能を向上させた。水中での応用もできる。自らの衝突エネルギーを電気エネルギーに変換して発光するので運動体のカオティックな動きに合わせた光の演出を可能とした。 ロングサイズ(長さ46ミリ、幅10ミリ、厚み3.5ミリ)10本パックで5,000円。ショートサイズ(長さ30ミリ、幅8ミリ、厚み3.5ミリ)10本パックで3,000円。サンプル販売はインターネットを通じて行う予定。インターネット販売URLはhttp://e−device.nissin.co.jp/ 同製品は第57回東京インターナショナルギフト・ショー(2月17―20日、東京ビックサイトで開催)で、松本商事(京都市)のブース内に出展する。 同社は振るだけで発電する圧電発電技術を03年夏に、光るうちわ「宵待蛍」の発電部分に応用し、注目を集めた。 この技術は、振動によって受けた機械エネルギーを電気エネルギーに変換するもので、このうちわに使用した基本素子に汎用性を持たせた「発電バイモルフ」のサンプル販売を03年12月に開始している。現在、市場から各種のアプリケーションを募集している。 同社はこの圧電発電の領域で、素子レベルから製品レベルまでの幅広い階層の市場対応を行うことにより、一層のシナジー効果を狙う考えだ。 |
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