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ETC車載用外付けアンテナを開発。 
ミツミ電機はこのほど、ＥＴＣ車載器用外付けアンテナの開発を完了した。サンプル価格は1万円。中国・天津三美電機で今年9月から月産1万個の量産開始を予定する。12月には、月産5万個を目指す。 従来のアンテナ内蔵車載器は、使用する車に対し、アンテナを必ずしも最適な位置に設置できていない。同社では今回、ＥＴＣが安定して電波の送受信ができるように、外付けアンテナを開発した。 特徴としては、7.5ｄＢｉｃ ｔｙｐの高利得アンテナで、鉛フリー対応、ＤＳＲＣに対応したブロードバンドタイプ。 主な仕様は、仕様周波数5795―5845Ｍヘルツ。偏波は、右旋円偏波。出力インピーダンス50Ω。ＶＳＷＲ2.0以下（使用周波数帯において）。アンテナ利得7.5ｄＢｉｃ ｔｙｐ（アンテナ端利得）。半値角60度以上。軸比4ｄＢ以下（使用周波数帯において）。外形寸法44×44×13.2ミリメートル。 同アンテナの開発により、引き回しが楽な径の細い同軸ケーブルが使用でき、アンテナの設置が容易となる。また、アンテナを外付けにすることで、ＥＴＣ車載器本体を小型・薄型化することが可能となっている。 同社はこの製品でＥＴＣ車載器マーケットでシェア30％を目指す。 |
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