電波プロダクトニュース
040131_04
コントローラーIC インターナショナル レクティファイアージャパン(IRジャパン/東京都豊島区、江坂文秀社長)は部品点数を従来比9割削減する、車載用モーターコントローラーIC「IR3220S」のサンプル出荷を開始したと発表した。 パワー・シートやドアロック、ウインドウ・リフタ、自動サンルーフ、燃料ポンプなどのモーター、アクチュエーターの駆動回路として最適。 「IR3220S」は、Hブリッジ構成のモーターコントロール回路向けで、ハイサイド側のHEXFETパワーMOSFET2個を内蔵している。順方向、逆方向、ブレーキ、ノンブレーキの各モードを備えており、マイコンで制御する必要がない。 ローサイド側のMOSFET2個と受動部品10個程度を外付けすれば21×25ミリメートルの実装面積でHブリッジ回路が実現できる。ヒートシンクなしで出力電流は最大6Aが得られる。 最大定格電圧は40V。ハイサイド側とローサイド側の両方の回路に対して、貫通、温度上昇、荷電流、過電圧クランプ、低電圧ロックアウトの保護機能を備えている。内蔵ハイサイドMOSFETのオン抵抗は最大13mΩ、リーク電流は10μAと小さい。ソフト・スタート機能とスリープ・モードの組み合わせで発熱を押さえ込んでいる。パッケージは20ピンSOP。サンプル価格は750円。 同社では、モーター制御用に、モーター駆動用IC、デジタル制御IC、三洋電機との共同開発によるIPM(インテリジェントパワーモジュール)などソリューション提供に注力しており、開発システム統合した設計プラットフォーム「iMOTION」も提供している。 |
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