電波プロダクトニュース
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高密度フレキシブル配線板 日本メクトロンは高密度フレキシブル配線板の生産体制を大幅に増強した。デジタル情報家電を中心に需要が増加しているため。主力工場の1つである牛久奥原工場(茨城)の敷地に2階建て延べ床面積1万4000平方メートルの新工場棟を建設。昨年10月から両面微細パターンを中心に増産に踏み切った。 同社はフレキシブル配線板の最大手メーカー。国内外で生産を展開しているが、ここ数年特にデジタル携帯機器の台頭にともない、市場が一気に拡大。受注に生産が追いつかない状況が長期化している。 従来からのHDD向けに加え、携帯電話、デジカメ、光ピックアップ、さらには液晶用の高難易度技術を要求する屈曲性に優れ、薄く、微細パターン仕様の需要が急増しているもの。 両面微細パターン増産 同社は一昨年から生産能力の拡大を展開しているが、それでもひっ迫した生産が続いているという。そのため、昨年は牛久奥原工場に新工場棟を建設したもの。この新工場では特に需要が旺盛な両面微細パターンタイプの増産にあてる考え。これは海外のカラー液晶を搭載した携帯電話の生産が立ち上がり、その受注が入ってきたことも作用している。 同社では当面、フレキシブル配線板の需要は増加基調を維持し、高水準の受注が続くと展望。状況を見ながら生産を増強していくが、一方では銅箔やポリイミドフィルムまどの主材料品不足を懸念している。 |
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