電波プロダクトニュース



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1月22日 040122_04 オータックス 接続部品 コネクタ

中国での売り上げ快調、カード用コネクターなど活発な引き合い。



 オータックスの今年度上期の単独売上高は、前年比3.5%増の26億6,000万円となった。通期では、58億円強を計画しているが、顧客の海外調達の増加に伴い、日本(本社)から中国オータックスへの売上げの移管が進んでいることもあり、本社単独での通期売上高は目標を下回る見込み。

一方、中国オータックスの売上げは、03年の通期目標の16億―17億円に対して、上半期(1―6月)だけで10億9,000万円を計上。「顧客の要請もあり、海外のウエイトが高まっている。本社の売上げも、輸出比率が約5割まで高まっている」(飯塚社長)。中国ではスイッチ、コネクターともに引き合いが増加、特に今後はコネクターが増える見通しだという。

同社は、1995年に独資法人として欧達可電子(深川)を設立、中国での生産を開始し、以後、順調に業績を伸ばしている。2年ほど前から中国現地販売も開始。さらに1昨年末には、現地での顧客サービス強化のため上海事務所を開設、「新規顧客開拓を通じた売上げ増に結びついている」(飯塚社長)。

中国生産体制強化のために建設を進めていた新工場(深川)も、今年3月に建物の引き渡しを行い、6、7月頃の竣工となる見込み。新工場の人員は2500人規模を計画している。 2004年度の事業展開としては、マルチカードコネクター(4カード対応/5カード対応)や、テストソケットの強化とともに、スイッチはDIPスイッチ、電源スイッチを中心としたOEM品の販売に力を注ぐ。特に、近く量産開始するマルチカード用コネクターは、国内、台湾、中国など各市場で大きく販売を拡大していく計画。


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