電波プロダクトニュース
040120_06
英TTPComは、シャープのGSM系携帯電話「GX20」に同社のAMR(アダプティブ・マルチレート)音声コーデックが搭載されたと発表した。 AMRは第3世代携帯電話で利用される音声コーデックで、3GPP(第3世代移動体通信方式の標準規格を策定するためのパートナーシッププロジェクト)が策定した標準方式。 TTPComではGSM/GPRS関連のICアーキテクチャー、ソフトウエアの開発、ライセンス供与を行っており、2003年は同社技術によるデバイスが約2500万個出荷された。さらに携帯電話の新製品開発期間短縮のため、特定の専門技術を必要とするときに随時活用できるサービスの提供を開始した。 今回のGX20の開発がこのサービスの初めての試みで、IC化段階で専門エンジニアを配置し、既存のハードウエア上でAMR技術の互換性を保証するために、相互動作トライアル試験を実施した。 AMRは13ビット8kヘルツサンプリングの音声を圧縮し、4.75K112.2Kbpsまでの8種類のコードデータに変換するエンコーダーとそれらのコードデータを伸長して元の音声に変換するデコーダー、有音無音判定部、DTX(無音圧縮)などで構成される。 FOMAのiモーションやボーダフォンのムービー写メールなどの音声部分に使用されている。 |
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