電波プロダクトニュース
040112_03
整流式降圧レギュレーター リニアテクノロジー(東京都千代田区紀尾井町3―6、望月靖志代表取締役)は、携帯電話向けに0.08ΩバイパスMOSFET内蔵の同期整流式降圧レギュレーター「LTC3408」の販売を始めた。1000個購入時の参考価格は240円から。 新製品は固定周波数の電流モード・アーキテクチャーを採用し、2.5―5Vの入力電圧範囲で動作するため、1セルのリチウムイオン・バッテリーを使用する携帯電話などに適している。出力電圧は0.3―3.5Vの範囲でプログラム可能なため、CDMA/WCDMAのパワーアンプ効率を最適化し、バッテリーの使用時間を伸ばすことができる。 出力電圧が3.6Vを超えると、バイパスMOSFETにより、50ミリV(600ミリA時)以下の損失で、出力電圧をバッテリー電圧に直接接続するため、インダクターによる電力損失を最小限に抑える。 スイッチング周波数は1.5Mヘルツで、外付け部品は小型・安価のコンデンサーやインダクターを利用できる。パッケージは3×3×0.8ミリの8ピンDFNパッケージで供給する。出力電流は600ミリA、効率は最大96%、消費電流は20マイクロA、シャットダウン電流は1マイクロA以下。 |
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