電波プロダクトニュース
040109_05
アンテナ ヨコオはこのほど、高性能・小型化を実現した携帯電話用マルチバンド対応内蔵アンテナ「ディバージェントアンテナ」(5波対応)を開発し、大手携帯電話メーカーへの供給を開始した。 携帯電話用アンテナの世界的な市場動向は、欧州市場においてはGSM/DCS端末機の大部分が内蔵アンテナとなっており、伸縮式アンテナが中心である日本市場においてもPDCとCDMA端末機では内蔵化が進んでおり、さらに今後の普及拡大が期待されているW―CDMAについても、ほとんどすべてで内蔵アンテナが採用されてきている。また、固定式アンテナ主流のアジア市場や、伸縮式および固定式アンテナ主流の北米市場でも、将来的にアンテナの内蔵化が進むものと予想されている。 新開発のディバージェントアンテナは、同社独自のミアンダアンテナ素子とバンド切り替え機能により実現した「マルチバンド対応内蔵アンテナ(特許申請中)」で、携帯端末機のグローバルニーズに応える画期的な高性能・小型アンテナ。5波(AMPS/GSM/DCS/PCS/W―CDMA)に対応。 クラムシェル化による省スペースの中、800―900Mヘルツ帯の広帯域対応を実現。取付け位置はクラムシェルタイプ端末機のトップ部・ヒンジ部・ボトム部などが可能で、自由度が広い。サイズは40×10×10ミリメートルで、従来の逆Fアンテナより四割の小型化とともに、逆Fアンテナの電気性能と同等以上のゲイン、VSWRを実現。アンテナ取付け部には同社製スプリングコネクターを採用。 |
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