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世界最薄の積層型セラミックスピーカー開発、今春から量産開始。 
太陽誘電（小林富次社長）は6日、世界最薄の積層型セラミックスピーカーＭＬＳ２００７０（直径20ミリメー トル）、同２３０７０（同23ミリメー トル）、同２５０７０（同25ミリメー トル）の3モデルを開発、量産を開始すると発表した。 この積層型セラミックスピーカーは、同社のコア技術である積層技術を駆使し、ＬＴＣＣ（低温同時焼成セラミックス）技術を応用した新規圧電材料の開発や独自の構造設計により、74―79デシベルとダイナミックスピーカー並みの音圧レベルと音質を実現した。 最大の特徴は、厚さ0.7ミリメー トルと世界で最も薄いことで、約1ミリメー トル11.5ミリメートルの空間があれば装着できることから、薄型化が求められる各種携帯機器への搭載に最適である。 また、磁石を使用しないため、今後期待されている磁気カードと携帯電話を組み合わせたアプリケーションにも適している。 さらにダイナミックスピーカー比30―50％と最軽量で、消費電力もダイナミックスピーカー比30―50％と低消費電力である。 同社では、デジタルスチルカメラ、ＰＤＡなどの各種携帯機器のハイエンドモデル向けの販売を開始しており、今春には月約100万個体制で本格的に量産を開始する予定。 |
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