電波プロダクトニュース
040106_02
青色半導体レーザー シャープは年初に民生のDVD記録再生機用の青色半導体レーザーの量産を開始。今春までにPC用の16倍速DVD記録用ドライブ向け高出力赤色半導体レーザーの量産に入る。 ともに半導体レーザーの最先端工場となっている化合物半導体の前工程工場「三原工場」で生産する。DVD記録用市場が民生、PC用ともに04年から拡大していくとみて供給体制を整える。 青色半導体レーザーは昨年秋に量産予定していたが、評価などで量産時期がずれ込んだ。窒化ガリウム(GaN)基板を採用した独自構造で、DVD書き込みに必要な35ミリWの高光出力を確保している。 青色半導体レ―ザ―に続いて青色LEDも三原工場で量産する予定。 PC用の16倍速DVD記録用赤色半導体レーザーはパルス光出力230―240ミリWの高出力化を図り、2004年からPCで採用予定の16倍速DVD記録用ドライブ向けに供給する。 同社独自のホログラム一体型で、常温レベルで200―300ミリAで230―240ミリWの光出力を得ている。 すでに一部ユーザーにはサンプル出荷を開始。PC用16倍速DVD記録用ドライブの本格量産に合わせて今春までに量産する。 三原工場のほか、新庄工場などの半導体レーザー工場と合わせて現在、月産2200万個(うち赤色半導体レーザー月産500万台)となっている半導体レーザーの生産能力を青色半導体レーザーに割り振り当面の需要に対応していく。 |
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