電波プロダクトニュース
021127_05
米シリコンバレーに拠点、半導体検査ソケットを販売。 ヨコオはこのほど、米国シリコンバレーに、半導体検査ソケットの販売およびエンジニアリングを行う、回路検査用コネクター事業の新拠点を設立した。北米市場において、現地フロントラインの強化を目的としたもの。 米国市場での同事業については、これまで販売拠点のみだったが、この新規事業拠点確立により、市場ニーズに合致した製品提案と、開発時間の短縮をはかり、半導体メーカーの開発拠点が密集するシリコンバレー、および製造拠点が密集する中西部地域を中心に事業拡大を目指す。新拠点の所在地はカリフォルニア州サニービル市。12月から稼働予定。 新拠点では、米系メーカーのデバイス開発拠点およびテスト開発部門に対するアプローチを強化し、デザイン・インの段階からソケット開発を協業で進め、最適な検査ソリューション開発をタイムリーに推進する。さらに、将来的には検査ソケットの現地生産化の推進および、DUTボード開発機能を強化し、パッケージIC検査用インターフェイス・ソリューションの総合メーカーへと進化させる計画。これらの事業を通じ、2005年には年間8億円の売上げを目指している。 ▽拠点名=ヨコオ・アメリカ・コーポレーション・シリコンバレーオフィス▽設立日=2002年11月1日▽代表者=木村伸司バイスプレジデント。 |
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