電波プロダクトニュース
020806_01
EEPROM 東芝は5日、家電製品や通信機器などで小容量のデータ保持・蓄積に用いられるシリアルEEPROMで業界最小・最薄パッケージに搭載した1Kビット品「TC9WMB1FK」と2Kビット品「TC9WMB2FK」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格はそれぞれ100円と150円。同社では、今回の新製品発売を機に小容量のEEPROM市場に本格参入する。 新製品は、EEPROM混載のCMOS0.6マイクロメートルの微細化プロセス技術を採用することで、業界最小・最薄パッケージUS8(JEDEC MO―107)への搭載を実現した。このため従来製品に比べ、実装面積を50%削減できる。 また、チップ間のインターフェイスとして、業界標準の2IC、Bus方式を採用しており、1Kビット、2Kビットはそれぞれ128×8ビット、256×8ビットで構成されている。 この EEPROMは、動作時低消費電流で、スタンバイ時ゼロ電流のため、携帯機器などのバッテリー駆動用途に最適である。昇圧回路を内蔵しているので単一電源で幅広い動作電圧に対応できる。また、プログラム時間を自動設定しているため、書き込みや消去を自動的に行う。データ保持期間は10年間、書き込み回数は10万回となっている。 |
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