電波新聞会社概要

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
今年のお正月は全国的に高気圧に覆われ、穏やかな正月休みを過ごせる予想です。
景気見通しは、特に悪いところは見られず、今年の国内景気は穏やかになる事が見込まれます。
海外の政治に目を向けますと、米国では新大統領にトランプ氏が就任する予定です。 同氏はビジネスマンなので現実に対応するだろうとみられています。世界の大国、中国とロシアが良識を持った行動をしてくれれば、世界的には大躍進ではないが 穏やかな経済見通しであろうと期待されています。
国内景気はアベノミクスで大型予算が組まれているため、20年の東京五輪・パラリンピックを 目指して、数年先までの建設ブームは続くと思われます。

安定した経済情勢ですが適度なインフレになってもらいたいものです。 しかし、少しもインフレになりません。
私の個人的印象では公正取引委員会が過剰に市場を監視しているためと思われます。 例えば、食品・スーパー企業の不振。ガソリンスタンド業界の不振など、 ぼつぼつ過当競争を止めてもらいたいのですが、まだ価格競争を続けています。 その業界関係者の話を聞くと、「価格競争は続くだろう。業界の悪い習慣だ」と話してくれます。 安倍総理、黒田日銀総裁がいくら努力をしても、公取がいまのままでは、 穏やかなインフレにはならないと思われます。

[黎明期のIoT]
日本では「Suica」が導入されたのは2001年でした。 開発をした企業を訪問し「儲かってますね」と話すと笑顔になりませんでした。 カードを納品するだけでは利益にならないのです。利益が出たのは「Suica」全体の システムを構築運営している企業でした。システム構築によって「キセル」という不正 乗車をする人が、正規料金を払うようになり、累積すると莫大な金額になりました。

日本では世界に先がけ、通勤電車のウエアラブルを01年に開始しました。「おサイフケータイ」 を06年に開発運用しました。NTTドコモの決済システムは世界中のキャリアに注目され、 同様なシステムが続々と開発されました。

社長写真 家庭用IoTでは13年に「冷蔵庫内カメラで見守り」が発売されましたが、店頭でのデモが 少なく残念ながらブームになりませんでした。

[「宝物の宝庫」日本]
AIの世界では、日本の学者が世界から注目されています。 残念ながら、有能な学者が自己PRに興味がないために、見つけだすのが困難なようです。 PRが上手だったが、政治的圧力で押しつぶされたのが「トロン」です。 ARMと互角だった「H」など、マーケティングの仕方や販売の仕方により、 一流の技術が時間の経過によって埋もれているのが残念です。

今年は部品、セット、半導体メーカー、そしてシステム開発会社が協力してIoTと インダストリー4・0の指導的企業に発展するスタートの年とみられます。
家電流通では、リフォームが進化すると、スマートハウスの道が見えてきます。 今年は発展スタートの年です。

電波新聞社 代表取締役 平山 哲雄